はげで悩んでいるあなたへ。
下記のような疑問はありませんか?
最近、抜け毛が増えてきた気がする。なぜだろう?
親や祖父もはげてるし、やっぱり遺伝が原因なのかな?
きっと、こんな問題を解決して、不安を解消したいはずです。
結論、はげのほとんどは「AGA(男性型脱毛症)」であると言われています。
そしてAGAは「AGA治療」することでしか治らないという事実があるのです。
育毛剤や育毛サロンでは治りません。
本記事でははげの原因、つまりAGAの原因をお伝えするので、もしあなたが本記事の内容に該当するならAGAである可能性が高いです。
まずははげの原因を知ることから始めましょう。
はげの原因が分かれば解決策も見えてくるからです。
本記事の内容
・はげの原因|なぜ薄毛になるのか?
・なぜヘアサイクルは乱れる?はげの原因はここにあった
・はげの原因は解明できた|はげを治す方法は!?
この記事を書いている私は、10代でAGA(男性型脱毛症)を発症し、いろんな治療に手を出して200万円以上を費やしましたが、発毛せず、最後にAGA治療に出会い、やっと薄毛が治った経験があります。
なぜ薄毛治療で失敗してきたかというと、はげの原因と正しい治療法を知らなかったから。
ここでは、僕と同じような無駄な治療法に手を出す人を減らすために、経験談から情報を発信します。
まずは、はげの原因について知ることから始めましょう。
もしあなた自身がAGAだと思ったら、下記から近くのAGAクリニックを見てみよう。
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※ページ最下部にもリンクがあるので、全部読み終わってからでも大丈夫です。
まず、はげの原因から知りたい方は、さっそく本文から見ていきましょう。
Contents
はげの原因|なぜ薄毛になるのか?
医学的に正しい治療をしていけば、はげは改善できる時代になっています。
この記事では、はげの原因について解説していきますが、まずはこれだけは知っておいてもらいたい「毛髪についての一般的な知識」を簡単に整理していきましょう。
髪は毛母細胞が分裂して成長する
毛根の根本にある膨らんでいる部分、これが「毛球」です。
毛球の先のくぼんでいる部分が「毛乳頭」
この毛乳頭を囲んで集まっているのが「毛母細胞」です。
かなりざっくり説明しましたが、「毛母細胞」は「毛乳頭」から”栄養を吸収せよ”という指示を受けることで分裂します。
この分裂 = 髪の毛の成長です。
ちなみに髪の毛は
・1日に0.2ミリ~0.4ミリ成長すると言われています。
・毛根は胎児の時に作られ、基本的にその数は生まれてから一生変わりません。
悲しいお知らせですが、生まれつき髪の毛が少ない人は、胎児の時に作られた毛根が少なかった可能性があります。僕もそのうちの一人です。
髪の毛は3年~6年で生え変わる
髪の毛の新陳代謝について
・髪の毛で一番伸びるのが早いのが頭頂部、続いて側頭部
・性別によって伸びる速さが違い、個人差はあるが、平均すると1日に0.2~0.4ミリ、1ヶ月で約1センチ、1年では約12センチ伸びる
ただし、髪の毛は永遠に伸び続けるわけではないです。一定の期間が過ぎると自然に抜けて、同じ毛穴からまた新しい髪の毛が生えてきます。これがいわゆる「髪の新陳代謝」
1本の髪の毛が成長し始めてから抜け落ちるまでの期間を「ヘアサイクル」または「発毛サイクル」と呼びます。
ヘアサイクルについて
・「成長期」「退行期」「休止期」を3~6年で繰り返す
・人間が一生で繰り返すのは15回ほど
・毛包の周期はひとつひとつ違うので、いっぺんに抜けることはない
・平均すると1日50~100本は自然と抜け落ちる
つまり、毎日50~100本の髪の毛が抜けたからといって、はげる心配はないということです。
なぜなら、健康な人であればその抜けた分だけの髪の毛が生えてくるから。
心配すべきはヘアサイクルが乱れて、新しい髪の毛が正常に生えてこないことにあります。
ヘアサイクル、それぞれのステージについて
<<成長期>>
・髪の毛の元となる毛母細胞が細胞分裂を活発に繰り返している時期
・1ヶ月に約1センチのペースで伸びる
・ヘアサイクルの中で一番長い時期(2~5年)
・今ある髪の毛の90%が成長期
<<退行期>>
・毛母細胞の力が弱まり、髪の毛が成長しなくなる時期
・髪の毛は、退行期に入ると2~3週間で完全に成長を停止
・毛包に包まれながら上部へとあがっていく
・今ある髪の毛の1%程度が退行期
<<休止期>>
・退行期で活動が低下していた毛母細胞が細胞分裂を止めて、髪の毛の成長がストップする時期
・成長が止まった髪の毛は、次の毛のために上に移動し、抜けやすい状態になる
・休止期は2~4ヶ月続く
・今ある髪の毛の10%以上は休止期
このヘアサイクルが順調なら問題ないんです。
はげるのは、このサイクルが乱れて、成長期が短くなったり、休止期が長くなるため。生える髪より、抜ける髪が多くなるからです。
・20代までに症状があらわれる場合を「若年性脱毛症」
・30~40代で症状があらわれるのは「壮年性脱毛症」
これらを総称して「男性型脱毛症」いわゆる「AGA」のことです。
なぜヘアサイクルは乱れる?はげの原因はここにあった
「男性ホルモンが多いとヒゲが濃くなる」「女性ホルモンが多いと丸みを帯びた体つきになる」というような話を聞いたことはありませんか?
ホルモンは体のあらゆる部分に作用するため、ホルモンバランスの崩れは異変となってあらわれます。それは髪の毛も例外ではないです。
男性ホルモンの一種「テストステロン」が毛根近くの皮脂腺から分泌される「5αリダクターゼ」(還元酵素)と結びつき、ジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。このDHTが脱毛ホルモンと呼ばれています。少し整理しましょう。
「テストステロン」(男性ホルモン) + 「5αリダクターゼ」(還元酵素) = 「ジヒドロテストステロン」(DHT)
そして、DHTが毛乳頭細胞にある「男性ホルモンレセプター」と結合すると、ヘアサイクルが乱れ成長期が早く終了。はげます。
ただし、男性ホルモンセレプターは後頭部や側頭部下部の毛乳頭細胞にはわずかしか存在しないため、その部分ははげません。サザエさんの波平さんスタイルです。
5αリダクターゼに関しては、増えた皮脂が細菌などの影響によって過酸化脂質をつくり、皮膚の角質と相まって脂漏性のフケとなり脱毛の原因となります。
悪さしかしないやつらですが、これがはげの原因。原因はホルモンなので、敵は自分自身なんですよね。悲しい事実。
はげは遺伝するか?
結論:はげは、遺伝によるものは全体の4分の1程度。
つまり遺伝的な性質を受け継いでも、必ずはげると決まったわけではないということ。
理由を詳しく見ていきましょう。
男性の性染色体はXYで、X染色体を母親から、Y染色体を父親から受け継いでます。
テストステロンの分泌量にほとんど個人差はないが、X染色体の一部である5αリダクターゼの分泌量は母親から受け継いでるので差がある。つまり、母方の祖父が薄毛なら、孫にもその素質が受け継がれることが多くなります。
結論、はげは遺伝するが、必ずではない。遺伝ではない他の原因ではげることもある。
ストレスの影響で、はげるのか?
結論、少なからず影響はある
はげの原因のひとつとして「ストレス」が考えられます。
僕たちの体は、自分の意思とは関係なく、自律神経でコントロールされている部分があります。
自律神経は
・交感神経(活動する神経)
・副交感神経(休息する神経)
の2つから構成。必要に応じて自動的に切り替わる
過度のストレスは、
・交感神経を強く緊張させてしまい、血管を凝縮させる。
・そのため頭皮に十分な血液が行き渡らない
・毛母細胞は血液から栄養や酸素を得ているので
・栄養が運ばれないと、髪の毛の成長が妨げられる
自律神経が不調になったとき|もうひとつの影響
・内臓機能の低下でタンパク質を十分に吸収できなくなる
・髪の毛の主な栄養素はケラチンというタンパク質なので
・栄養不良のままでは髪の毛が抜けやすい
僕自身も、十分な食事が取れていない時期には、きちんと治療薬を服用していても、毛量が減った経験があります。栄養は髪の土台なので本当に大切。
生活習慣とはげの密接な関係
はげの原因として前に述べたストレスのほかに
・タバコ
・アルコールの飲みすぎ
・偏食
・運動不足
・睡眠不足
といった生活習慣が密接に関係してきます。ある意味、はげは生活習慣病と言えるかもですね。
運動不足
運動不足は、はげを進行させると言われています。
運動することで
・新陳代謝が盛んになる
・血行が促進
運動不足は
・血行が悪くなる
・毛根に栄養が行き渡らなくなる
髪の毛は直接、生命の維持に関わる部位ではないですよね。なので栄養を取り込む優先順位が低いと体が判断しているので、血行をよくして栄養を届けやすくするのは大事です。
タバコ
喫煙によって
・血管が凝縮
・血行不良
タバコは髪だけでなく健康全般にわたって害を与えます。まさに「百害あって一利なし」です。ぼくも15年以上吸っていたんですが、去年やめました。
今も治療を継続してますが、以前は毛量に波があり、少ない時期や多い時期が不安定でしたが、以前より毛量の波がなくなったように感じます。
睡眠不足
睡眠不足によって一番はじめにダメージを受けるのが髪の毛。
単純な話ですが、毎日適切に睡眠を取ることで疲労を回復しています。
睡眠をとることで
・疲労回復
・免疫力を高める
・太陽の紫外線、ホコリやチリ、湿度や温度の変化などのダメージを回復
睡眠不足によって
・疲れがとれない
・体の機能が低下
・頭皮への栄養不足
食生活の乱れ
アジアでは日本がいちばんの「薄毛大国」
薄毛率の少ない中国と比べると日本は欧米型の食事で、脂肪分や動物性タンパク質が多いと言われています。
脂肪分や動物性タンパク質の影響
・頭皮から皮脂が過剰に分泌
・毛穴を詰まらせる
偏食による栄養不足や、食べ過ぎによる内臓の酷使などで、はげ(AGA)になることもあります。バランスが大切ですよね。
血管の硬化
頭皮の毛細血管が硬くなり柔軟性を失ったら、その時はすでに血液の流れが悪くなっている状態。やはり髪の毛に栄養がいかない。
流れはこうです。
脂っこい食べ物
↓
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の数値が上がる
↓
動脈内のプラークが脂質性のかたまりを発生させる
↓
血液の流れが悪くなり、血管にかかる圧力が強烈に上がり、高血圧に
↓
強烈な圧力を受け続けた血管は徐々に厚くなる
↓
血管は硬くなり、柔軟性を失っていく
お酒の飲みすぎ
飲酒が適度であれば、体や髪の毛に悪影響はありません。
逆に血行を良くしたり、ストレスの解消になるでしょう。
悪いのは飲みすぎた場合です。
お酒飲みすぎの弊害
・アルコールは肝臓で分解、そのとき、毒性のアセトアルデヒドを生成
・アセトアルデヒドは二日酔いの原因物質とされるが
・分解酵素などによって最終的には酢酸になる
・この過程で、大量のアミノ酸やビタミンが消費されてしまう
アミノ酸とは、発毛に関わるシスチンやメチオニンといったタンパク質やビタミンB、亜鉛などの栄養素。
要するに、アルコールを分解する際、髪の毛の成長に必要な栄養が奪われてしまうってことです。
さらに多量にお酒を飲むと
・アセトアルデヒドが分解されない→血中を循環
・睡眠を妨げる
・ジヒドロテストステロン(DHT)を増加
はげの原因であるDHTを増加させてしまうんです。これだけは絶対にやってはいけないことです。
はげの原因は解明できた|はげを治す方法は!?
ここまでで「はげ」の原因はだいたい理解できたでしょうか?
これらの要因に該当していれば、あなたはAGAの可能性が高いです。
生活習慣を改善するだけで、はげが改善できればいいのですが、現実問題なかなかそうはいきません。
AGAである場合は、やはりAGA治療を行うことが最善です。
僕は無駄に200万円も費やしてしまいましたが、これを読んでくれたあなたは無駄な治療法を試す必要はないです。
AGAクリニックが気になる方は下記からご覧ください。
地域別、性別、未成年、オンライン診療、とカテゴリ別にかなり本気でまとめてあります。
参考になれば幸いです。